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Channel: 20110311 –相双ゆたどさ
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ふくしまのママのためのサロン開催

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ママともサロン0123
  3月11日で震災から2年が経ちました。
  いまだ避難を余儀なくされている方がいます。
  震災後、色々な不安を抱え、福島県から避難している人も。
  同じ境遇の方々が集まり、各地でサロンが行われています。
  私は先日8日(金)に仙台市で行われた、
  『福島ママのためのママともサロン0123』に参加してきました。


『福島ママのためのママともサロン0123』は、
仙台市のNPO団体「せんだいファミリーサポート・ネットワーク」が主催。
今年度7回開催し、私が参加した3月8日が今年度最後の開催となりました。

今回は、郡山市と福島市から避難されている方や、福島県の子育て支援課の方、
福島から全国の避難者を支援するNPO団体の方などが参加。
2時間という短い時間ではありましたが、とても濃い内容の話を聞くことが出来ました。
それぞれの境遇について
二本松市から避難している方は、旦那さんは仕事の都合で二本松市に残り、
お母さんと生後7カ月になるお子さんは仙台市に避難という二重生活をしているそうです。
住民票が二本松市にあるので、お子さんの検診・予防接種は避難先では受けられず、
住民票がある二本松市に帰って受けなければならないそうです。

福島市から避難されている方は、家族全員で仙台市に避難。
旦那さんも福島で長年勤めていた仕事を辞め、避難してきました。
福島市から避難する際に旦那さんと決めたことがあるそうです。
「福島に戻らないなら仙台に避難はしない」っと。
仙台に避難した当初は毎日泣いていたと。
人は沢山いるのに、知っている人は一人もいない。
何度も何度も旦那さんに帰りたいと泣いて訴えたそうです。
避難してきてから約2年が経ちますが、帰りたいという気持ちは変わりません。
今家族ではいつ帰るかを悩んでいる最中。

全国には故郷を離れ、知らない土地に避難をしている方が沢山います。
お母さん達が言っていました、避難していると福島県の情報がなかなか入ってこない。
だからもっともっと福島県の情報が欲しいと。
その方達の為にも、福島の情報を発信していかなければと思います。

最後に「NPO法人 せんだいファミリーサポート・ネットワーク」では
来年度も『ふくしまのママのためのサロン』を開催する予定です。
来年度の詳細は決まっていませんが、気になる方は
ホームページをチェックしてみてくださいね!
避難先で抱えている問題などを同じ境遇にいる方々で話してみてはいかがでしょうか?

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ママともサロン0123

主催:特定非営利活動法人 せんだいファミリーサポート・ネットワーク
URL:せんだいファミリーサポート・ネットワーク
問合せ:仙台市子育てふれあいプラザ のびすく仙台
住所:宮城県仙台市青葉区中央2丁目10-24 
   仙台市ガス局ショールーム3F  (地図はこちら
TEL:022-726-6181 (9時30分~17時)
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
URL:のびすく仙台
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